OVA版「ブラック・ジャック」

今日は土曜日。
通常なら…そう、1月までなら、BS−iにてOVA版「ブラック・ジャック」が!
――しかし、2月に入り、放送は終了致しました。 再放送も、1度もなしです!
BSフジでは、あれだけ「銀河鉄道物語」の再放送がしつこいくらいにされているというのに!!
ショックです。
あの時――嫌な印象を受けていたOVA版といえど、「BJ」の放送がされると聞いた時、私は本当に喜びました。
その分、今はその時の喜びと同じくらい、ショックを受けています。
ただ今、BS−iのHPに、再放送希望の書き込みをしてきました。
BS−iには、ショックを良く受けています。
私の好きだった、「ケータイ刑事銭形愛」がそうでした。
あれが終わった時も、同じようにショックを受けたものです。
何と言っても……再放送が、ないのです!!
お願いです…BJ先生を、もう1度…。


仕方ないので、TSUTAYAでOVA版「BJ」のビデオを借りてきました。
見逃してしまった、「人面創」と「しずむ女」。
どちらも、素晴らしいものでした。
共通点は…どちらも、結局患者が死んでしまうこと。
特に、「しずむ女」は、辛かったです。
では、感想を。


「人面創」について
まさか、変身までするとは…。
銃で撃たれ、池に落ちた患者を助けるべく、池に飛び込んだBJ先生とピノコに、感動しました。
マイ・ベスト・名ゼリフ:「つくね」
「つくね」と一言…その一言が、すごかった。大塚明夫さん、ばんざい!!
ポイントポイントで、BJ先生のカッコいいシーンが盛り沢山でした。


「しずむ女」について
原作でも、患者は死んでしまいます。
今回私は、死なないことを願いました…。 …しかし、死んでしまいました。
ピノコに対するより優しく、患者(月子)に接していたBJ先生は、見事に私の心をさらっていってくださいました。
ピノコだって、少しくらいはヤキモチ焼いていたと思います。
月子のために、全力を尽くしたBJ先生には、言葉もありません。
ラスト、海で「月子ぉー!月子ぉー!!」と捜すシーンから、涙が止まりませんでした。 そのシーンからも、BJ先生の必死の想いが感じ取れます。
そして、月子の体内で見付かった青真珠。 あれは…月子が、BJ先生に渡すはずだったもの。
『先生、大好きだよ!』 その想いを、先生はしかと受け止めたことでしょう。
「――そうだ。そうさ。まだ負けるわけにはいかない。――いかないんだ!」その言葉と共に、BJ先生が浮かべた涙に…BJ先生の、月子への想いが。
そして。
BJ先生も、月子を愛していた。
ピノコには悪いけれども、私の結論です。
BJ先生の、愛の深さを感じました。
マイ・ベスト・名ゼリフ
 ① 「陽のあたる場所に出てはいけないことを、忘れていた」
 ② 「私には、私のやり方があるはずだったのに」
 ③ 「先生、大好きだよ!」 by 月子
 ④ 「――そうだ。そうさ。まだ負けるわけにはいかない。――いかないんだ!」
 ⑤ 「いつかきっと、先生が『好きだ』と言ってくれますように」 by ピノコ
下に行くほど、強い感動を受けたセリフです。
ピノコの、先生への愛。
月子の、先生への愛。
先生の、ピノコへの愛。
先生の、月子への愛。
――何かが、胸に突き刺さりました。