「Karte:18 メールの友情(原作:「ハローCQ」)」

TVアニメ 「ブラック・ジャック Karte:18 メールの友情(原作:「ハローCQ」)」
…う〜ん。


マイ・チェック・ポイント (シーン・場面 編)
 ① 乙女心を分からないBJ先生
 確かに原作通りなのですが、ハッキリ言って…ガックリきました。
 ピノコには…ピノコだけには、甘々なBJ先生であって欲しいから。
 ② ピノコの携帯電話
 ピノコは、はっきり言って、あまり携帯を使うのが上手くはないのではないでしょうか。 (『ハッキリ言って』 が重なっているのは苦しいな…(笑))
 今時、アドレス入力ミスでメールを送り損ねる…ということは、先ずないでしょう。 電話帳に入れておくものでしょうに。
 それに今日のピノコは、何処となく写楽に対してワガママ…というか、見下しているに近い態度だったような気がしました。
 ③ 「治療費は1億円頂こう」
 さすがに高過ぎるかと…。 先週なんか、ピノコが 「治療費は1億円」 と言った時に ピノコ…高過ぎる」 と小声で制していたBJ先生が…。
 でも、理由があったのですね。 『真っ直ぐに、病気と向き合え!』 …と。
 ④ ジュンとトムの仲を取り持った、BJ先生&ピノコ
 原作では、2人が、お互いが顔の見えない会話の相手であることを知る部分に、多少なりともムリがありました。
 今回、ピノコがジュンの悩みを聞いたことで、難なく解決出来たと思います。
 2人の友情は…本当に、良いものでした。 原作以上に感動的で。 本当に、 『友情を失いたくないんだ!』 という、2人の想いを感じました。
 …泣けました。
 ⑤ メールをするピノコ。 後ろから覗き込むBJ先生。
 この時点で、 「ピノコ・ラブストーリー」 をイメージしなかった「BJ」ファンはいないでしょう。
 「みちゃらめ!」 までそっくりだったじゃあありませんか…。


マイ・チェック・ポイント (ストーリー設定 編)
 ① 患者・ジュンの声
 あの、あの松本梨香さんでしたね!?
 私には、ジュンは「ポケモン」のサトシにしか見えませんでした。 映像とのギャップに、終始苦しみました。
 ……私は、かつて…いや、今でも、ポケモン・ファンですから!
 松本梨香さんはすごいですね…本当に。 男の子の声はピカイチですよね。
 今回、叫ぶシーンも、悩むシーンも、悪の面のジュンも…本当に凄かった。
 ② 時代は、チャット。
 原作では、無線でしたが、やはり時代に合わせてありますね。
 …しかし、1つ疑問が!
 「メールの友情」 ではなく、 「チャットの友情」 なのでは?
 

マイ・ベスト・名ゼリフ
 ① 「おっそろしくインチキな医者だなぁ」 by ジュン
 BJ先生は気まぐれですからね…。
 ② 「何故なのか、君が直接訊いてみてはどうだ?」
 特に、 「何故なのか」 と音の高さが落ちてくるところ、好きです。
 ③ 「僕は野球なんて出来なくても良いんだ!!」 by ジュン
 打ち克ちましたね、悪の自分に。
 ④ 「絶好なんてしたくなかった。 トム、僕は君と友達でいたい! だから、トム目を治して! そして、僕の顔を見て欲しい! 先生、僕はあと何年かすれば手術が出来る。 でもトムは違うんでしょう? トムの目を治してあげてください!!」 by ジュン
 …泣けました。 なんだこの熱い友情は! なんだこの強い感動は!!
 この後、眉がぴくりと動いたBJ先生は…感動していたのだと、私は信じたいです。 あの先生にも、かけがえのない大切な友人がいるのですものね。
 ⑤ 「2人とも手術する」
 おっしゃってくださると、信じていました。 …良かった……。
 胸がキューンときました。
 ⑥ 「さてと、どっちが先に手術室へ入るかね?」
 原作の名シーン(だと、私は思っています)を、見事に。 ありがとう…。
 ⑦ 「おい、ピノコ
 ピノコにしか見せることのない、心を許した、少しおどけたBJ先生。
 大塚明夫さんにマトモに惚れます。 そして、心から感謝します。
 この一言…何回聴いても、 『キャーッ!!』 と叫んでしまいます。
 ⑧ 「な、ホントに誰なんだ? メールの相手は?」
 こ、これは…親子じゃないです、明らかに 恋人 or 夫婦 です!!
 BJ先生のヤキモチ。 なんて可愛いんでしょう!!
 これは正しく… ジャピノでしょう! (あ…言ってしまった(汗))
 ブラック・ジャック先生×ピノコ (ジャピノ・BJ先生攻め…) 大好きの私です。
 だからこそ、ラストの 「…いやだ」 は、少し悔しかった。
 ――いや、違いますね。 あぁいう面で男性が言う言葉は。
 照れ隠しの肯定の他ならないもの、であるはずです。
 …でも、携帯を使うBJ先生は、想像できないかも。 それに、メールをしたとしても、ピノコから来るメールは… 「あいちてゆ」 ばかりなのでは…。


相変わらず、 「Karte:NG」 はイマイチでした。
マトモに、ガックリきました。


次回は、 「Karte:19 がんばれ古和医院(原作:「古和医院」)」
BJ先生の、晴れ晴れとした尊敬の表情が、楽しみです。
ピノコもいるので、余計良いですね。