甘えと苦しみと

もう卒研とテストと共通試験に染まっています。
1,2時間目は、私の好きな先生の授業。板書もなく、ただお話しを聞くだけです。
しかし…それでは眠いこの上ない。
という訳で、昨日書けなかった手紙を書いていました。1枚に、びっしりと。
シャム双生児」というお話しが途中で出てきたんですが、眠りに落ちそうになっていた私の頭が、その言葉に反応。
何処かで聞いた…。「双生児」は双子、「シャム」は…「シャム」は……!
……!!! ――あぁ…アッチョンブリケ!!
その瞬間、私の表情は見事に変わっていったことでしょう。
それは…我が愛する「ブラック・ジャック」に出てきたではありませんか!
身体は1つ、なのに頭が2つくっついている男の子。
それに気付いてから、やっと授業に耳を傾け始めました。
現代医学では、やはり、頭部がくっついている場合の切り離す手術は、難しいのだそうです。「失敗することも多い。腰あたりならまだ何とか」と先生はおっしゃっていました。
あぁ、BJ先生なら、間違いなく助けられるだろうに…!
改めて、BJ先生の偉大さを痛感したのでした。


その後、3時間目の医学は、うつらうつら。
何とか寝まいと…それでも快楽と生理的欲求に勝てずに、こっくりこっくり。
何がどうだったか、殆ど覚えていません。


午後は卒研。
受け持ちケース記録を、試行錯誤しながら、文字数・行数を考えながら入力しました。
まぁ表が綺麗に収まらず、無駄にページを費やし、ずるいこの上ないページ稼ぎをしました。だって…仕方なかったんですから。
受け持ちケース記録は全て入力を終えました。
後は、「視点」について色々なところから探してくるだけなのですが。それがまた大変なんでしょう。
写真も撮らないとです。
何せ私には、冬休みに実習というものがあります。だから…あまり時間は残されていません。
しかし、私には先ずやる気が欠如しているものですから、どうにもなりません。
逃げたい。でも逃げられない。
高校の時の卒業研究…いや、課題研究は、こんなものじゃなかった。
もっと実りのあるものだった。
ただ印刷のためだけに漫画喫茶に行ったり、大金をつぎ込みました。
自分が、これでもかと自分のものにするために。
今は…絶対、何かがおかしい。


今日はとてつもなく眠く。
睡魔と闘い、何とか起きようとする自分と、甘い快楽と生理的欲求のままに身を任せたい自分と。
卒研なんて出来る気分ではなく、逃げたい自分と、なんとか奮い起こして卒研に取り組もうとする自分と。
甘えと、苦しみと。
いつの間に、こんなにまるで詩みたいになってるんだろう(笑)