「Karte:42 人生の誤診」

TVアニメ 「ブラック・ジャック Karte:42 人生の誤診(原作:「誤診」)」


久々ですが、ちょっとコメントを。
この 『誤診』 という話は、はっきり言いますが嫌いです。
もうなんか、終始 「ムカつく」 で終わる話です。
TVアニメも、然り。
しかし、結局最後は、腹の立つタテマエだけの医者を見返すことが出来たような、その医者も自分で自分の負を自覚したような終わり方で、ムカつくだけだった話を大分和らげてあったと思います。


というわけで、名ゼリフ。
 「くれぐれも言っておくが、私みたいな医者にはなるな。 ――誰かに軽蔑されるような医者にはな」
その後の、車を運転している時のB・J先生の表情…原作の隠れた胸の内をガンバッテ表現していましたね。
ちょっと怖かったです。


名シーン
 結婚式には始め出席しないつもりだったB・J先生が、ピノコの半落書きによって出席することになってしまったという設定。
 そして、式後に 「怒ってる?」 と恐る恐る聞いたピノコに、優しく柔らかに 「いいや、むしろ感謝しているよ」 と答えたB・J先生。
――何だか…ラブラブ以上の何物なのでしょうか。
少なくとも、親子の会話では絶対ないはず。
観ているこっちがテレましたよ(笑)


Karte:NG
「ペソ」 良かったですね。
B・J先生良いボケしてましたねー…でも、ツッコミが×。
「ペソかよ!」 くらい突っ込んで欲しかったです。


次回、とうとう来ました…来てしまいました、 「ちぢむ!」
大塚明夫さんB・J先生の、 「医者は何のためにあるんだ!!」 の大絶叫が、楽しみです。


ついでに…前回の
「Karte:41 オペと映画の奇跡(原作:「フィルムは二つあった」)」
名ゼリフ
 ① 「僕が行ったオペじゃない! 僕は、君の功績を自分の手柄にするつもりはないぞ」 by 辰巳先生
 ② 「この映画で何人かの命が救われるなら、誰のオペだろうと関係ない。 ――そうじゃないのか」
辰巳先生もB・J先生も、本当に良い人です…。
2つ合わせて、じぃんときました。 …というか、泣けました。