Karte:62 医師免許が返る日

TVアニメ 「ブラック・ジャック21 Karte:62 医師免許が返る日(原作:「獅子面病」,「報復」)」
今日から新しい ブラック・ジャック21(Twenty One)」
しかも、俺の大好きな話 「報復」 です。
今回から原作2話合併となり、時間的余裕からくる余談的ほのぼのシーンがガクンと減ってくるもの、と考えられます。
また、帽子を被ったBJ先生…というのも、なんともオイシイですかね(笑)


チェック・ポイント
 ① BJ先生(大塚明夫さん)の声
 いきなり、BJ先生の声が違っているのが分かりました。
 …いえ、大塚明夫さんです。
 ただ、声の質を、より 『大人の男』 にされています。
 ② 医師会連盟会長の声
 初めは、 『想像と全っ然違うなぁ…』 とちとがっくりきていたのですが。
 エンディングロールを見ていて、びっくり。
 大塚周夫さんではありませんか!
 …しっ、失礼しましたっ!!_(__)_(大汗)
 ③ 原作では初めての 「あっちょんぶりけ」
 原作では、初めで 「あっちょんぶりけ」 がお披露目された 「報復」。
 逮捕され留置されているBJ先生に、面会に来たピノコのセリフですが。
 「こえおちゅうげん」 → 「ひきでもの」 へ変更されていましたね。
 現代風な笑いを取るポイントに仕立てられてましたねー。
 ④ なんといっても、ドクター・ホワイト!
 『ドクター・ホワイト』 こと 『白拍子先生』 ご登場!!
 「白い正義」 もちょっと合併気味。
 ⑤ BJ先生に手術して貰えなかったのに、回復の兆しがあったからと一時でも喜んでしまうボッケリーニ氏。
 …残念極まりないです。
 BJ先生の手術を望んでいたのでしょう!?
 ⑥ 医師会連盟会長の息子の命は、5億円
 医師免許を破りながら、それでも命を救いました…BJ先生。


先ず、BJ先生(大塚明夫さん)の声の変化にソク気付いた私です。
低〜い声にトコトン惚れ込んでしまう私……ため息モンです。
医師会連盟会長の声につきましては、上で述べた通り。
初めは 『えぇ〜…なんかイメージと違う…』 と思っていた私ですが、妙に胸にしっとり入り込んでくる声と、エンディングロールでノックアウト
ほんとに、失礼しました。
それからポイントといえば、白拍子先生が出てきた瞬間、大爆笑させて頂きました。
しかも、さすが白拍子先生…手術後早々に回復の兆しを見せてしまうとは。
回復が早過ぎて、小さなピエトロ・バンビーノの体は追い付かなかったのです。
やっぱり泣けます…可哀想なピエトロ…。
一瞬でも喜んでしまったボッケリーニ氏には、本当に残念でした。
感動の落涙を興醒めさせてしまいましたね…。
そして、相変わらず、医師会連盟会長…怒りが湧き上がります。
自分の息子のためには医師免許を何の抵抗もなく発行するやり方。
何度見ても怒りが溢れてきます。


今回、最も感動したのは、どんなことがあろうとも、医師免許を破り捨てても、救える命を救っているBJ先生の信条です。
「亡くなったピエトロはどうなんだ!」 と責めることもなく、ただ医師免許を破り捨て、自分のやり方のまま、救える命は救う。
原作では描かれていないラストシーンなだけに、私は勝手に 「手術はして欲しくない」 と怒っていましたが……考えさせられました。
また一段と、BJ先生の 「大人」 らしさが増したと思います。


「Karte:NG」 がなくなったのは結構残念です。
が、早く本編内で帽子を被ったBJ先生を見たいですし、BJ先生宅の爆発の意味を知りたいですし。
また次が楽しみ、楽しみです♪