「Karte:15 偽りのウエディング(原作:「かりそめの愛を」)」

TVアニメ 「ブラック・ジャック Karte:15 偽りのウエディング(原作:「かりそめの愛を」)」
良い話でした。
各所各所に、感動シーンが散りばめられていました。
 ① 患者・ミチルの希望のため、結婚を承諾するBJ先生。
 ② 偽りの結婚とはいえ、病院の女医さん(ブラック・クイーン先生)に相談して買い物に付き合って貰ってまで、エンゲージ・リングを買う…という、細かい気配りにも余念がないBJ先生。
 ③ ピノコの、可愛らし過ぎるウェディング姿。一方的に近い、それでも限りなく健気な、BJ先生への愛。
 ④ BJ先生にしては珍しく、インフォームド・コンセント
 ⑤ ミチルに対する、怒りの教え。
 ⑥ 結婚準備――特に、この機会でないと見ることが出来ない、ネクタイを結ぶBJ先生。そのネクタイを結んでいる時の、無関心そうな、あの…目!
そして何より…
 ⑦ ヒョウタンツギ ついに出演!!


マイ・ベスト・名ゼリフ

 ① 「希望という名の麻酔が効いている間に、私は手術を終わらせるつもりです」 ちょっとキザ過ぎますかな…度を過ぎてしまいましたネ、BJ先生♪
 ② 「幻想はもう終わりするんだ。夢の中に逃げ込むんじゃない。夢を持って生きていけば良い」
 ③ 「私は、あの子のことを何も知らない」
そして
 ④ 「ブラック・ジャック。あなたはこの女を妻とし、良き家庭を築き、終生愛することを誓いますか?」 「……誓います」 ――い、言って貰いてぇぇぇ…!!


ヒョウタンツギが出てきたのは非常に良かったです。
手術後、「ありがとう」と手術室を出たBJ先生に拍手。
麻酔が切れないミチルの夢の中(?)で、「あとは君次第だ」と言うBJ先生…カットがかっこ良過ぎ!!
原作での 「医者は患者を治すだけが商売だ……さようなら」 というコマでの、BJ先生の表情が見たかったのですが…残念。
「Karte:NG」は、やっぱりイマイチ。 いつになったら、BJ先生のNGが見られるんだァァ……っ!!
それから。
オープニングの 「神のようなメスさばきで、奇跡を生み出す命の芸術家。時代が望んだ天才外科医。ブラック・ジャック」 というナレーション、タイミングも殆どマスターしちゃいました♪


次回(来週)は、「Karte:16 ピノコ行方不明(原作:「ピノコ還る!」)」
私も、比較的好きなお話です。
でも……国際医師免許…は、やっぱり、取得できないのでしょうね。
BJ先生――いや、「ブラック・ジャック」そのものの誇りであり生き方である、『無免許』というスタンス。
でも、それでも私は、法的にBJ先生の腕を認めて頂きたい。
安心して、医者として生きられるように…。
以前から、私の悩みであり、苦しみです。来週も、苦しみながら見ることでしょう。
ポイントとしまして。
今日が「かりそめの愛」で、ピノコのほぼ一方的なBJ先生への愛なら、来週は、BJ先生のピノコへの愛。
それだけで、来週が果てしなく待ち遠しく、楽しみです♪