この胸の疼きを…

どうしたら良いんだ…!!


…というわけで、一言だけ叫ばせてください。
――と言っても、映画 「陰陽師Ⅱ」 を観ての感想…のようなものです。


俺はマジに、被髪の晴明(野村萬斎様)を見た瞬間、胸がドキッとしたぞぉぉっ!!


――簡単に説明致しますと。
「被髪」 というのは、髪を下ろすこと。 平安当時、人前で髪を下ろすことは恥とされ、男性でも長い髪を結い上げて、烏帽子の中に隠していました。
映画のクライマックスで、晴明が巫女の姿になって舞を舞うシーンがありますが。
巫女になっていく中で、晴明は髪を下ろします。
その場面が、イキナリ来たものですから。
画面が、違う人から急に、被髪の晴明のアップに切り替わったものですから。
気楽に観ていて、油断していた私は――


被髪の晴明(萬斎様)を見た瞬間、マトモにドキッとしてしまったのです。
…つまり、一目惚れってやつです……(T_T)


不覚!
女装をした男性に惚れてしまうなんて…っ!
――いや違うか、晴明は元から女っぽ(強制終了)


…まァつまり、このどうしようもない(まるで恋患いのような(たとえが古い))想いを、誰かに伝えたくて、叫びたくて…苦しいわけです。